2011.04.28 Thursday
神々と男たち
15年ほど前実際にアルジェリアでおきたテロリスト集団によるフランス人修道士の誘拐事件を題材にしております。アルジェリア南西部ののどかな田舎の修道院。そこではフランスからきた修道士8人とイスラム教の村人たちが宗教上反目することなくお互い寄り添うように静かに暮らしていた。その修道院にテロリストが現れる。仲間の治療のための薬が目的だ。しかし修道士のリーダーはこれを拒否。今後も危険性が高まることからアルジュリア軍は保護を申し出る。保護を受け入れるか、保護を拒み残留か、それとも本国へ退避か。それぞれの修道士たちに選択が迫られる。各人がだした結論とは?それを選択したことによってどうなったのか。命を賭してまでの信念が人にはあるのか?淡々とした映画ですがそのテーマの深遠さに脱帽。必見です。