2005.12.28 Wednesday
歓びを歌にのせて
重厚な映画です。中味が濃い。今までのコーラスものとあきらかに違う路線です。高名な指揮者が超過密なスケジュールから心臓発作をおこし、いい思い出がないのに生まれ故郷にもどってきます。そこで地元の素人コーラスグループの指導をしていくうちに自分が求めている音楽を発見していくといったストーリーなわけですが、そのなかで主要人物のそれぞれの生活にスポットをあて人間生活の普遍の原理をあぶりだしていきます。見応えのあるいい映画でした。
歓びを歌にのせて
歓びを歌にのせて